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【エッセイ】①100日後に福祉でITやる犬
noteのブログアプリにて、「100日後に福祉でITやる犬」という自伝を連載中です。
LP制作で、社会に対して下剋上を狙う福祉事業所の物語です。
時は、令和。2024年の4月である。
我は、A型事業所で働く一匹の犬である。
利用者の我々は今日も平和に、
A型事業所で働いていた。
ーそこに、突如旋風が巻き起こった。
「おじいわん支援員」の襲来である。
ーーーこれは我々と、
その「おじいわん支援員」の
奇跡を起こす物語である。ーーー
2024年、3月。
我々にとってとても大切な、
神わんこ支援員が卒業することになった。
我々わんこは、涙ながらにその神わんこ支援員の背中を押した。
「これから神わんこ支援員が、
望む世界でいっぱい輝けますように」と見送った。
ーガチャ。
神わんこ支援員を見送った後、
一匹の支援員わんこが我々の部屋にやってきた。
「遺言はそれだけかァ」
サングラスをかけ、ポロシャツの襟を立てたスタイルの、「おじいわん支援員」の登場だった。
ーガタガタッ
我々は度肝を抜かれ、部屋は沈黙に包まれた。
続く。
2024.12.23(月)
ponogarden
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